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これからの「理科学習指導案」のプロット案

はじめに

 教育改革にはその背景があります。 平成10年代には、学力低下問題が騒がれました。 その頃はこのままでは日本は外国に負けてしまう、というような感じでした。 学習指導要領は基礎基本と言われ、一時、学力観が知識・理解中心にもどってしまったような流れがありました。

 今は、その時代とは違います。 内容だけではなく資質・能力を身に付けさせることが大切だと言われています。 コンテンツベースの学習から、コンピテンシーを身に付けさせることになってきています。 内容はネット検索で大丈夫なのです。いちいち覚えなくもいい。 しかし、資質・能力は身に付けなくてはならない。 そうでないと、AIに負けてしまう、できる仕事がなくなってしまう、というのが今の教育改革の背景です。

 具体的にはどう授業を変えればいいのでしょうか。 その方法として、指導案を作るときに考えるという提案をします。 プロットを変えるのです。 指導案に型に決まりはありません。 今度、指導案を書くチャンスがあったら、ぜひ、この提案のことを考えていただけるとありがたいです。 よろしくお願いいたします。


プロット案

プロット案に沿った指導案の実例

  1. 大地の変化・火をふく大地  第1学年
  2. 植物の世界・植物の分類 第1学年
  3. 身のまわりの現象・光の世界 第1学年
  4. 化学変化とイオン・ダニエル電池 第3学年
  5. 地球と宇宙・星の日周運動 第3学年 関中理発表資料

指導案の提供

  • 1~3:中島誠一(杉並・阿佐ヶ谷)
  • 4:佐久間直也(多摩・聖ヶ丘)
  • 5:上田尊(練馬・開進第四)
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